講座・ワークショップ

銚子市の小学校での授業

昨日は生まれ故郷の銚子市に行きました。



まずは双葉小学校での授業です。

今回も小学校の授業をはじめ、すべて前のブログで書いた保育所の同級生、吉田さんのアレンジです。

すごく素直な子どもたちでビックリしました。

北は北海道、南は奄美大島。そしてさまざまな国でも授業をしていますが、あんな素直な子どもたちには、はじめて会いました。

むろん、ひとりひとりは素直な子どもたちは、いろいろなところにいます。しかし、クラスという集団になったときに、あれだけ素直というのは本当にはじめてです。

ひと昔前のテレビに出てくるような小学生のようです。

ひと昔前のテレビなので、当時だってそんな小学生は実際にはいなかったと思うのですが、本当にいました!

授業で自信を失くした先生方は、ああいう小学校で授業をして、元気をもらって現場に復帰する!なんていうのはどうでしょうか。



午後は東銚子ロータリークラブにお招きいただき、卓話をしました。

卓話(たくわ)というのはロータリー・クラブの用語です。昼食の後に30分、お話をします。

「物語の醸成:日本人の魂の癒し方」という演題で、話させていただきました。

・・が、途中で時間配分を間違っていることに気づき、最後は慌てて締めくくりました。小学校の時間の感覚がそのまま続いていたようです。

今度、その内容をロータリークラブ用にまとめますので、アップしますね。



それから、それから・・

NPO法人のBe COMの代表の西田さんとお会いしました。

吉田さんから「銚子で一番、元気な女性ですよ」と紹介されました。本当に元気な方でとっても楽しいお話をいろいろ伺ったり、したりしました。

銚子は来月、また行きます。

大貫さんのワークショップ

朝日カルチャーセンターでいつも一緒にしていただいている大貫さんのワークショップがあります。両方とも定員4名(!)という、超濃そうなワークショップです。ご希望の方はお早めにどうぞ!

もっと詳しい情報は大貫さんのHPで

★自分の体を探検しよう!

漠然とした体の感覚をより明確にするために、体の主要な筋肉を学び、実際に触れ、今までとはひと味ちがった新しい体の使い方を探求していく講座。ロルフィングをはじめ様々なボディワークのエッセンスを使ったエクササイズやペアワークも提供。

第1回 4/13 体の土台である足をテーマにします。
第2回 5/18 体のトラブルがよく起きる体の背面がテーマです。
第3回 6/8 最後は胸、腕、首そしておなかに触れ内臓にもせまります。

時間/13:00〜16:00
場所/HEALING AND ROLFING(R) SALON AXIS
料金/\4000(定員を減らしたので、若干値上げさせて頂きました。すみません)
定員4名

★マラソンランナー集まれ〜!

マラソンランナーのための、体のメカニズムを理解しながら運動能力を向上する講座。やさしいストレッチ方法や、ボールを使ってのセルフケア、簡単エクササイズなど行いながら、ご自身のウイークポイントを見極める。

第1回 足から膝にかけて
第2回 腰からハムストリングスにかけて

時間/14:00~17:00
場所/HEALING AND ROLFING(R) SALON AXIS
料金/¥4000
定員/4名

《お問い合わせ・お申し込み》
 HEALING AND ROLFING(R) SALON AXIS
e-mail<info@salon-axis.com>
 大貫(オオヌキ):090-9676-2449

  安田

昨日の朝日カルチャーセンター

昨日(土曜日)は朝日カルチャーセンター(新宿)でのクラスがありました。

テーマは「コア感覚を育てる身体技法」です。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございます。

どんなことをしようか、ということは、さまざま用意はしていくのですが、それはトランプのカードのようないっぱい用意していき、その中から何を出すかということはその場でみなさんの雰囲気や、要望によって決めていきます。

ですからレジュメのようなものがないので、ここで昨日やったことをまとめておきますね。

●最初に「コア」とは何だろう、というところから始めました。コアといっても

・体の芯としてのコア(背骨を中心として、その周囲についている筋肉+内転筋)
・丹田のようなコア
「心(シン)」としての概念的なコア

・・の3つがあります。

・・というところから始まったのですが、やっているうちに出る参加者のからのご希望がかなりマニアックなものが多く、思ったよりも時間がかかってしまいました。

●ワークとしては以下のようなことをしました。括弧内はロルフィングのセッションの何回目と関連するか、ということを示してあります。

芯で向きを変える(2)
足裏揉み(2)
足裏呼吸(1、2)
足裏の目で歩行(2、5)

前屈(脳神経システム)

腕ブラ(菱形筋)(3)
仙骨ゆるめ(うつ伏せで呼吸をして)(6)
梨状筋ゆるめ(うつぶせで手技を使い)(6)
腰方形筋ゆるめ(横向きで)(3)

足ブラ(大腰筋)(5)
背中触れ大腰筋歩行(5)

摺り足(コアによる歩行)(4、5、6)
盲目歩行

●話は次のような話をしました
3つのコア
モノとコト
「歩く」と「走る」
「大」「立」「王」と呼吸
「こころ」「思ひ」「心(シン)」

以上です



このテーマ(コア感覚)での講座も、もう何度も行なっていますが、毎回毎回、参加される方がコアな方になってきて、セッション自体がなかなか濃くなってきます。上のワーク一覧を見ると、第4セッション(内側)と第7セッション(頭部)がほとんどないのですが、いまにそこら辺もやるようになるかも・・。ここら辺はかなり濃いワークになります。

そうなると4時間でも足りませんね。

月曜日は、朝日カルチャーセンター(新宿)で『ロルフィング』のクラスです。呼吸の続きから行いますが、こちらでは第4や第7の濃いワークもします。

  安田

ニートの人たちへのワークショップ・・など

昨日、ニートと呼ばれている人たちへのワークショップをしました。

・・って言っても、実はどんな人が相手でもあまり変わりません。といっても、する内容が変わらないというわけではなく、何をしようか、ということはほとんど決めずにそこに行って、その場に必要だと思うことをしていきます。

で、どんな人でもその日、その時間によっていろいろな自分が出てくるので、誰が相手というのはあまり関係ないのです。

ニートとか、あるいはもうちょっと若いと不登校とか、そういう視点からの分類は役に立つときには立つけど、全然役に立たないこともあって、それよりたとえば蹴上がりができる人とできない人で分けたり、前屈で下まで手が届く人と届かない人で分けたり、ポーカーで負けが混むとやけになる人とならない人で分けたり、電車で目の前にご老人が立つと寝たふりをする人としない人で分けたりとか、そんな分類の方が役に立つこともあります。むろん全然立たないこともあります。

前日は、特別支援(と分類されている)の子と、その夜に大人の方向けのクラスがあり、そしてニート(と分類されている)の人たちのワークショップと、さまざまなクラスがあって、とってもいろいろなことを考えさせられた数日でした。

が、考えたことは書きませ〜ん。何か言われると面倒なので・・。

そうそう、僕がネットを始めたのは1992年くらい・・・だったかな。そのころはまだだネットが楽しい時代で、今みたいにうるさい人はいなかったなぁ。パソコン通信にはいたけどね。

インターネットをしている人が少なくて、あまり匿名じゃなかったからかも知れない。

・・などと考えながらネットを探していたら「インターネットマガジン」のオンライン・アーカイブがあって、そこの1996年のインターネット・エクスポのインタビューに僕の記事が載ってました。

303ページです。懐かしい!能のホームページと甲骨文のページを作っていたんだ。

1996年はインターネット・エクスポがあったんですね。坂本龍一が電脳オペラなんかをやったりしてましたね。

この記事で「3年前」とあるのは間違いで4年前。あ、インタビューの時期の関係かな。

やっとフレームとかが使い出せたころで、でもまだフレーム対応のブラウザが少ないので(Netscape2.0以上だったかな)、極力フレームを使わないということで作ってました。

そうそう、いまは同僚ロルファーになっている中村直美さんも、そのちょっと後あたりからホームページを作っていました。すごいヒット数で、そのころどこかのテレビ番組で養老猛さんが「自分の本は売れても何千冊だけど、中村さんのホームページは日に何千ものアクセスがあってすごい!」なんてことを言ってました。

いま考えるとネットアイドルのさきがけのような存在だったなぁ。でも、中村さんは今のようにたんたんと好きなことをやってたけどね。

  安田

子どもに「語り」を

この数日は子どもたちがらみのことをしています。小学校に行ったり、箱根神社に行ったりです。

来週は、渋谷区の臨川小学校で「語り」と漢字のお話をします。

「語り」は、かなり前からちょこちょこやっていたのですが、三年前に女優の水野ゆふさんと出会ったことによって定期的に行うようになりました。水野さんとは『ふたりのノーラ』というイプセンの「人形の家」を元にした作品を、能と新劇でするという無謀な公演で知り合ったのですが、せっかくならばこの不思議なコラボを何とか形にしようと思って、いろんな機会を作ったり、本を書いたりしました。

作品が文学作品が多いので、「語り」というよりは朗読かな。でも、本は持たない。僕は能の発声を中心に使って行い、水野さんは新劇のそれで行います。

松岡正剛氏の「ハイパーコーポレート・ユニバーシティ」で呼んでいただいたときにも、させていただきましたた。そのときの模様は『千夜千冊』に書いて下さっています

小学校では、夏目漱石の『夢十夜(第三夜)』と『吾輩は猫である』を行う予定です。『・・猫』は、猫が餅を喰ってしまって大変になる、という箇所で、とっても面白く、漱石ですから、むろん文章としては難しいのですが、かなりウケます。

普段は能管をはじめ、プロの音楽家の人に音楽をお願いするのですが、小中高、そして大学などではボランティアでお邪魔することが多いので、音楽の先生に音楽をお願いします。

ほとんどがアドリブで、しかも三度とか四度、五度のような普通の和音は使わないで下さいとお願いするので、大変のようです。でも、最後は楽しんでやっていただけます。

漢字は甲骨文を読んだり、自分の名前を甲骨、金文で読み書きしたりという授業の予定です。

 安田
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