▼天籟能、あと一ヶ月!
詳しくは「天籟(てんらい)能」 を!
▼まずは復習
さて、天籟(てんらい)能を、さらに楽しんでいただくために行っている寺子屋ですが、すでに3回が行われ、園様子を書いています。
前回、「中(ちゅう)之舞」の唱歌(しょうが)の最初の部分をご紹介して、「あとはご自分でどうぞ〜」だったのですが、ほかの部分もぜひ!というご要望をいただきましたので、残りの部分もご紹介します。
「中之舞」の唱歌の全体は以下のようになります。
前にやったは最初のもの(オヒャーラーイ ホ(オ)ウホウヒー)です。
まずは最初のものの復習をしておきましょう。
オヒャーラーイ ホ(オ)ウホウヒー
▼3番目を謡う
今回はひとつ飛ばして3番目(オヒャラーリ ヒウーイヤー)を謡ってみましょう。
「オヒャーラー」までは一緒ですね。次の「リ」で音が上がります。では、どうぞ。
▼呂と干
実は、この四行の唱歌(しょうが)には名前があります。
一番最初のものは「呂(りょ)」。「呂」は「ろ」とも読みますが、低い音という意味です。
「オヒャーラーイ」で、音が下がって、下の句(ホウホウヒ)が低い音になるます。低い音を使うので「呂」という名前です。
そして、今日謡った3番目は「干(かん)」といいます。
「オヒャーラーリ」で音が上がり、後半(ヒウイヤ)では高い音をなびかせているので「干(かん)」といいます。
▼全体の名前
残りは次回にお話をしますが、全体は以下のように名前がついています。
「能を観るのは初めて!」という方でも眠らずに観ることができ、
「もう何度も観ている」という方にはさらに深くご覧になれるような能の会を!
…とはじめた「天籟(てんらい)能」がいよいよ一ヶ月先の…
8月7日(土)国立能楽堂 13時開演(終演予定16:30)
…に迫りました。
今回の演目は、名曲中の名曲『羽衣』と、室町時代以降ほとんど上演されなかった『真田』です。
今回の演目は、名曲中の名曲『羽衣』と、室町時代以降ほとんど上演されなかった『真田』です。
『羽衣』を舞われるのは、当代、舞の美しさでは右に出る人がいないといわれる梅若万三郎師です。一度は漁師に取られた羽衣を着た天女が、舞を舞いつつ天に昇っていくという能ならではの作品です。
また『真田』は、現代の能にはあまりない「切組(チャンバラ)」が舞台上でこれでもか、これでもかと繰り広げられる能です。
<静>の『羽衣』と<動>の『真田』、そして狂言は『萩大名』。
料金
正面指定S席 10,000円
正面指定A席 8,000円
脇正面指定 6,000円
中正面自由席 4,000円
※「てんらい会員」の方は1,000円引きになりますが、今回は何枚申し込まれても1,000円引きにさせていただきます。5枚申し込めば5,000円引きです。
天籟能の会事務局 tel:080-5520-1133
e-mail:noh@watowa.net
主催:天籟能の会/てんらい
お申し込み、お待ち申し上げております。
▼まずは復習
さて、天籟(てんらい)能を、さらに楽しんでいただくために行っている寺子屋ですが、すでに3回が行われ、園様子を書いています。
前回、「中(ちゅう)之舞」の唱歌(しょうが)の最初の部分をご紹介して、「あとはご自分でどうぞ〜」だったのですが、ほかの部分もぜひ!というご要望をいただきましたので、残りの部分もご紹介します。
「中之舞」の唱歌の全体は以下のようになります。
オヒャーラーイ ホ(オ)ウホウヒー
オヒャイヒョー イヒャーリウヒー
オヒャラーリ ヒウーイヤー
ヒウルー イヒャーリウヒー
前にやったは最初のもの(オヒャーラーイ ホ(オ)ウホウヒー)です。
まずは最初のものの復習をしておきましょう。
オヒャーラーイ ホ(オ)ウホウヒー
▼3番目を謡う
今回はひとつ飛ばして3番目(オヒャラーリ ヒウーイヤー)を謡ってみましょう。
「オヒャーラー」までは一緒ですね。次の「リ」で音が上がります。では、どうぞ。
▼呂と干
実は、この四行の唱歌(しょうが)には名前があります。
一番最初のものは「呂(りょ)」。「呂」は「ろ」とも読みますが、低い音という意味です。
「オヒャーラーイ」で、音が下がって、下の句(ホウホウヒ)が低い音になるます。低い音を使うので「呂」という名前です。
そして、今日謡った3番目は「干(かん)」といいます。
我々は伝統的にこの字(干)を使っていますが、この「干」は甲高いの「カン」です。
「オヒャーラーリ」で音が上がり、後半(ヒウイヤ)では高い音をなびかせているので「干(かん)」といいます。
▼全体の名前
残りは次回にお話をしますが、全体は以下のように名前がついています。