こんにちは。能の安田です。

今回のお知らせは「どうしようかな〜」と悩みました。

今度の寺子屋(19日<木>)は、信州(長野県)伊那谷から、人形遣いの百鬼ゆめひなさんを迎えての人形寺子屋です。

百鬼ゆめひなさんの噂を聞き、その舞台を拝見するために、僕はわざわざ京都の石清水八幡宮まで行きました。それでも伊那谷に行くよりはずっと近いんです。しかし、予約をしたときには250人の席はすでに満席間近。やっと取れた席からはほとんど見ることができませんでした。

そんな百鬼ゆめひなさんをぜひ皆さんにもご覧いただきたいのですが、演出の都合上、舞台脇の畳を使うことができないので、いつもよりも席が少なくなるのです。

たくさんの人にご覧いただきたい。でも、多すぎると入らない…というわけで、前回のお知らせでもひっそりと書きました。

もうこうなったら入場料をいただいてハードルを上げようかな、とも思ったのですが、それでは寺子屋の趣旨に反するしね。

そんなわけで、とっても寒い可能性があるのですが後ろのふすまを開けっ放しにして、後ろの人は立ち見という形にしたいと思います。ごめんなさいね。たぶん、かなり寒いです。

こんな感じになります。

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前の方:いつものように座る
ちょっと後ろの方:椅子
それより外に出る方:立ち見
それでも入りきれなかったら:適当にお願いします
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また、百鬼ゆめひなさんによる上演は30分の予定です。休憩後に安田たち(出演者未定)による『夢十夜』一夜、三夜を上演します。これは、これから百鬼ゆめひなさんと共演をする予定ですので、百鬼ゆめひなさんに僕たちの語りをご覧いただこうと思ってのことです。「もう第三夜は見飽きた」なんていわずにお付き合いください。

この時は、前も使えるようになるので、ふすまも閉め、ちょっと暖かくなる予定です。

※いつもの通り早いもの順です。でも、準備の都合上、今回は6時30分前には開場ができません。

※ちょっと風邪気味かなぁという方はやめておいた方がいいです。本当に寒いです。

※今回はお経はありません。15分ほどお話をしてから始めますが、引き戸を開く音などがしますので、遅刻される方は(本当に申し訳ございませんが)、百鬼ゆめひなさんの公演への途中入場はご遠慮ください。

※8時ごろに一度休憩があります。そこから先はお入りいただけます。

【寺子屋】19時〜
 会場:東江寺(東京都渋谷区広尾)★受講料はお賽銭です。


・2月19日(木)「百鬼ゆめひな 人形の世界」

人形師、百鬼ゆめひなさんをお迎えして、人形と人とが生み出す幻想世界をご堪能いただきます。

百鬼ゆめひなさんのサイト→http://www.yumehina.net/

百鬼ゆめひなさんには、今年上演する予定の『イナンナの冥界下り』と『海神別荘』にもご出演いただきます。

今回は『ゆめひな神楽〜風〜』を上演していただきます。

★寺子屋は飛び入りも歓迎ですが、参加がお決まりの方は info@watowa.net へお願いします。

※なお寺子屋に関しての東江寺さんへのお問い合わせはご遠慮ください。

【能やイベントなど】

●天籟能 6月27日(土)

今年も天籟能を開催いたします。能管の槻宅聡さん、狂言師の奥津健太郎さん、そして安田の三人が主催する能です。

今年の演目は能『藤戸』と狂言『浦嶋』。詳細は追ってご連絡しますが、能『藤戸』と狂言『浦嶋』とを楽しむための寺子屋も行う予定です。まずは【6月27日(土)】をどーんと空けておいてください。

●山のシューレ 6月6日(金)から8日(月)

毎年恒例の「山のシューレ」@二期倶楽部(那須)。今年も行われます。

開き舞台ではシュメール語と日本語による作品『イナンナの冥界下り』を上演します。この演目のための講座を開催の予定。日程の調整中です。こちらもぜひ!

山のシューレ(去年までのものを見ることができます)
http://www.schuleimberg.com/

●最新情報はツイッターからお願いします
http://twitter.com/eutonie(安田登)
http://twilog.org/eutonie(安田の書いた分だけ読めます)

※このメールは、以前のメーリングリスト(以下ML)にご登録いただいた方と天籟能の本番、ワークショップにお出ましいただいた方に送らせていただいております。以降、このメールが不要な場合はお知らせいただければと存じます。

以前のMLは、ある事情により停止しており、寺子屋等のお知らせはTwitterのみでしたが、Twitterだけだと見逃してしまうというご意見をいただき再開いたしました。

 安田登拝