先日、大修館書店の編集の方たちと打ち合わせがありました。

去年一年間、雑誌『言語』に連載した「神話する身体」の書籍化の話と、対談の話です(この二つについては、今度書きますね)。

で、その場所として指定されたのが「李白」というカフェ。

かつては神保町にあり、学生時代にたまに行きました。ひとりぼんやりするには最適のカフェでした。

が、ある日、神保町の古本屋めぐりをし、大量の本を買い込んで「さあて」と読もうとしたら、「ここは読書禁止」などと言われ、それ以来、李白は漢詩を作る場所(学生時代の授業の課題)として、ときおり訪れただけで、本を読むためによく行くカフェはミロンガになり、李白からは足が遠のきました。

・・が、どうもこれは僕の「大量の本」がいけなかったようで、決して本を読んではいけない!というわけではなかったようでした。

で、その李白が経堂にあった。・・というか移った。・・ということを大修館の『言語』の編集長さんに教えていただき、みなで李白へ!

さきほどネットで検索したら・・

「たま〜にやってて、よくやってないという、
いったい営業しているの?といいたくなるような、
不定期休みのお店。」


・・という記述がありました。

みなさん、いらっしゃるときには「空いてなかったら、どこか近くに入ればいいや」くらいのつもりでおでかけください。電話をかけてやっているかどうかを確認するような無粋なマネはしないように。

一応、書籍の打ち合わせだったのですが、むろん、あまり大きな声で話ができる雰囲気ではないので(といってもお客さんは僕たちだけ)、静かに打ち合わせをしました。

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それからカフェのはしご。

これまた編集長さんのお勧めのウィーン・カフェ、「ラントマン(表参道)」

こちらは気にせずに話ができるお店だったので、ワイワイとお話をしました。ウィーン・カフェについてのお話も伺いました。面白い!今度、ウィーン・カフェの本を読んでみよう。

今回行ったのは表参道でしたが、三越本店のものが「もっともウィーン・カフェ」だそうです。

今年は、ウィーン公演の話があったのですが、先約があったために行けず他の人に行ってもらいました。残念。ウィーンでウィーン・カフェに入ってみたかった。

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うちでは原稿を書くことができません。ほとんどはカフェで行い、あとは移動中の電車や飛行機の中。

そんなわけでカフェはとっても大事です。一日に3、4軒ハシゴすることもよくあります。

ウィーンカフェという新しいジャンルを教えていただいたのは、とても嬉しい!