先日、友人から「『1Q84』の女性主人公がロルファーをモデルにしているような気がするという書評がある」というメールをもらいました。

「1Q84」は、入手しにくいという話があったので放っておいたのですが、とあるところからいただくことができ、舞台の合間も含めて二日間で読んでしまいました。

筋肉の専門家ですから、確かにそんな感じもしますね。ただし昔のイメージのロルファー。

今のロルフィングは全く痛くないのですが、僕がロルフィングを最初に知った1980年代(Around1Q84)は激烈に痛いと言われていました。

「1Q84」についての感想は読んでいない人もいると思うので書きませんが、1984といえばジョージ・オーウェルです。1984年は本当にオーウェルの予言するような社会になってしまうんだろうか、という気持ちが世界の人たちの無意識のどこかにあったからでしょうか。

その前年が面白いのです。

といっても年表をめくってもそんなにすごい年という感じはしません。

そう思ったのは、先日雑誌の整理をしていたときです。現代思想とか夜想とかアールヴィヴァンとかEOSとか、そんな雑誌で面白い記事なり特集なりがある号を「後で読もう」って横に寄せておいたものの出版年を見ると1983年のものが多かったのです。

ノストラダムスの前年よりも、実は1983年の方が面白かったのかも知れません。