寺子屋の少人数バージョンとして下記の通り<『甲骨文』虎の穴>を開催します。

中学時代に『楔形文字入門』という本を読んで、楔形文字のアルファベットが書けるようになりました。でも、それ以上進もうとするとシュメール語とかアッシリア語を学ばなければならなければならないと知って愕然としました。

が、高校時代に出会った甲骨文は、それを現代の漢字に直すことができれば高校生にも(小学生にも!)読めてしまいます。

しかも書いてある内容はかなり面白い!

これが読めないというのはもったいない。

かつ『論語』を読むために必要な金文の元にもなっています(『金文』虎の穴もいつか開催します)。

・・というわけで甲骨文を読もうという寺子屋少人数バージョンを開催することにしました。

今回は「虎の穴」ということで、朝から夕方まで、みっちりとただただ甲骨文を読んでいくぞ!という講座です。全くの初心者でも大丈夫です。急な話で、しかも連休中なので、なかなかお時間が取れないと思いますが、途中ちょっと参加でも大丈夫ですので、どうぞおいでください。

【甲骨文・虎の穴】

5月6日(水:休日)
10:00〜17:00(途中休憩あり)

会費:3,000円(今回は特別価格です)

会場:未定(参加希望者には直接連絡。後日ホームページで公開)
★途中入場、途中退場可能です(ただし会費は変わりません)。

最少催行人数:1人(安田と一対一になります!怖いかも・・・)

参加ご希望の方はメールでお知らせください。開催が決まれば当日参加も可です。
info@watowa.net

内容:
今回は最初の回なので、つべこべ言わずに、まずはたくさん読んでしまいましょう。カリカリとトレースしながら読みます。今回は彫る作業はしません。

[午前の部]
10:00〜11:45:短い甲骨文を何編か読みます(漢字入門の話もします)

[午後の部(1)]
13:00〜14:45:完全な構造の文を二編ほど読みます(甲骨文の構造の話もします)

[午後の部(2)]
15:00〜17:00:短い甲骨文をたくさん読みます

【読む甲骨文の例】
★画像をクリックすると大きくなります

<五千人を率いての征討>
kou01c

<双頭の龍、現れる!>
kou02c

<完全な構造の甲骨文の例>
kou03c

★甲骨文には「これが正解!」という読みが確立していないものも少なくありません。講座では「この人はこう言っている。あの人はこう言ってる」ということも紹介していきます。最終的には自分で判断します(かなり読んでからね)。