前回のブログで、「良寛さんの漢詩に「腸が求めたら食事をする」というのがあるけれども」云々と書きましたが、あれは外で書いていたので不安になって家で調べました。

良寛さんの詩集は『訳註・良寛詩集』という岩波文庫版で持っています。訳註っていったって現代語訳があるわけでなく、「ちゃんと書き下し文もあるよ」程度のものです。

漢文苦手!という人にはキツイ本です。

1977年に岩波文庫創刊50年記念で復刊されたもので、学生時代に購入したものでした。

白い星が三つで300円!懐かしい。

全333ページにびっしり漢詩が書かれているので、すごい量です。しかも下欄には註もついていて親切です。お得な本。

学生時代にはかなり読んでいたのですが、卒業以来、数回しか開いていなかった。でもその頃の記憶は写真的記録で、「ここら辺にあった!」と開いたら、数ページの誤差で見つかりました。

そこのところを書いておきます。前後は省略

「飯は腸飢ゑて始めて喫す(飯喫腸飢始)」

同文庫でいうとP.154です。

良寛の漢詩は平仄も文法も、よくいえば天衣無縫、悪くいえば無茶苦茶です。でも、それがいい!