●骨にハマってます

このごろ「ボーンズ」にハマっています。

あ、ボーンズっていうのはアメリカのテレビドラマです。→Wikipedia

もともと刑事ものは好きなのですが、それに解剖用語がバシバシ出て、とても楽しい。

時々一時停止して解剖の本を出して、頭の中で骨を並べて「う〜ん」なんて推理しながら見ています。ロルフィングは英語で勉強したので解剖用語も英語でしか入っていないので、ドラマも英語で見た方がわかりやすいです。

・・といっても英語だけだとジョークなんかがわからなくなるので(というよりストーリー自体もわからなくなっちゃう。かなり偏った英語なのです)、一番楽しいのは「音声・日本語」「字幕・英語」です。

あ、ちょっと全く関係ない話を・・

ハワイで、日系人向けに放映されている番組を録画して(それを送ってもらって)見るとすごく面白いです。たとえば『暴れん坊将軍』とかが日本語音声、英語字幕でやっている。「おぬしも悪よのう」なんていうのが英語字幕で出るのです。

さらに、こんな複雑な日本語を、こんな簡単に言っちゃっていいんだ(って本当はよくはないだろうけど)ってことがわかって、英語を話すのが気楽になります。

閑話休題。

さて、ロルフィングは最初に骨を一通りやったあとは、筋肉と筋膜を中心に勉強したのですが、「ボーンズ」を見ると骨をもっと勉強したくなります。骨の見方が変わってくるのです。

骨、もっと勉強したい!

●食欲の悪循環

・・と、今回はこの話ではなく・・。

「ボーンズ」にハマっているということは、その時間テレビを前にしているのですが、テレビというのは危険で、どんなに面白いものでも手持ち無沙汰になります。

で、近くに甘いものでもあると、思わず手が伸びてしまう。

甘いものを食べるとお茶を飲みたくなって、お茶を飲む。甘いものとお茶だけならまだいいのですが、口の中に甘い感じが残っていると、今度はしょっぱいものが欲しくなって、お煎餅とかポテチとかあると、やはり思わず手が伸びる。

お煎餅だとまだいいけれども、ポテチとかその手のスナック菓子だともう大変。今度はコーラが欲しくなります。

・・などという悪循環にはまりやすい。

それがテレビです。

●口が欲するのは食欲?

・・と、テレビのせいにしても仕方ないのですが・・。

で、実際にこの悪循環に嵌まり込んだことがありました。

そのとき、「あれ?」と気づいた。

食欲(appetite)は「pet」、すなわち「求める」を語根にする語です。

さて、ポテチを片手にコーラを「求めて」いる自分には「食欲」があるのか?

この欲求はどこから来ているのか。それを体に聞いてみる。すると、「甘いもの→ポテチ→コーラ」ときた、その欲求は「口中(口腔)」が求めていた。

「食欲といやあ、お腹だろう」と思って、「お腹」に聞いてみると、「求めてないよ」という返事。「なら、これは食欲ではないだろう」と思って、そのときは目出度くヤメにできた。

が、こんなに理性的なときだけではない。

「口寂しいから、何か食べたい」とか言うしね。口は「寂しい欲求(miss)」だから、なかなか手ごわい。

●食欲を体に聞く

さて、後日・・。

今度は悪循環に入る前、すなわち「甘いものを欲した」時点で、体に聞いたみた。

手持ち無沙汰で何か思わず手にする瞬間ね。

すると、それは口中よりもっと上の「頭」が求めていた。口ですら求めていなかった。

これは怖い!粘膜の欲求ではなく、脳の欲求である。粘膜の欲求には限りがあるけれども、脳の欲求には限りが無い。想像力は宇宙をも包み込むくらいだから、宇宙の涯まで食い尽くしちゃうかも知れない。

翻って・・良寛さんの漢詩に「腸が求めたら食事をする」というのがあるけれども、食欲も「心」ができるまでは「腸」が求めた時点で「腹が減った〜!」ってなったんだろうな、と思った。

なんか、前回の「心」の話に似てきた。

「腸」の食欲が、だんだん上がってきて、「胃」が減った感じがして(まだここまではお腹ね)、それから「口」が欲して、最後には「頭」が欲する。

お腹、すなわち腸も胃も、実はいっぱいなのに、「あ、あれおいしそうだから食べたい!」と、どんどんどんどん食べてしまう。口ももういっぱいで「喉から出そう」なんて言いながら、それでも頭が欲してガツガツ食う。

そうなるともう大変です。

一度、自分の食欲を体に聞いてみるということをするといいかも。今度、その練習会を開こうかな。