熊本の真宗寺というお寺にいます。これから二泊三日で、この近くの子供たちとわいわい能のお稽古などをします。大鼓の大倉正之助さんと一緒です。

最終日は謡の子たちが「高砂や〜」と高砂の待謡を謡い、大鼓と小鼓の子が簡単な手でそれを囃すというのができればいいなと思っています。というか毎年、そこまでやります。

今日は初日ということで、みんなで大きな声を出したり、すり足をしたりしました。ここにうかがうのは三年目なのですが、一年に一度しかやっていないのに不思議なことにすぐにあるレベルにまで到達します。

参加者は毎年同じというわけではないのですが、やはり場の気のようなものが年毎に積み重ねられてくるのでしょうか。不思議です。

たとえば、僕の講座でたまにやる大声を出しながらの新聞紙破りですが、最初の一回で敗れた子が約3分の1.これはかなり高い確率です。で、10回ほどやったその回で、8枚重ねが破れた子がひとり、6枚・4枚となるとかなり出ました。

いやはやすごい。明日は先日、内田さんから教わった「手のひら歩き」をやってみよう。

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さて、昨日は新宿の朝日カルチャーセンターで論語の講座をしました。

お集まりいただいた皆様、ありがとうございました。

珍しく資料などを用意して行きました。論語からいくつかの章を白文で抜き書きしたもの。そのほか孔子の時代に近い春秋期の金文、それより前の西周期の金文、そして甲骨文。

やはり論語は孔子の時代の文字で読まなきゃということで、そんな資料を用意しました。で、金文や甲骨文もちょっと読みました。

が、論語の文の方は、せっかく用意したのですが、ほとんどひとつの章を読んだだけで、すなわち序論で二時間が終わってしまいました。

すみませんでした。

やりたかったのは論語に見える年代別の身体論でした。以下、タイトルのみ。

『論語は身体で読むと面白い』

●志学(15才:現代ならば20)行動する身体
【学と思】
【行動と言】
【狂狷】

●而立(30才:現代ならば40)自立する身体
【自主自立】
【人に知られる】
【対他】
【人間関係】

●不惑(40才:現代ならば50)限りない身体
【根本】
【コトとモノ】

●知天命(50才:現代ならば60)受け入れる身体
【天命】
【人の美】
【態度】

●耳順(60才:現代ならば75)受動する身体

●従心(70才:現代ならば90)欲望する身体

です。こんな感じで本を書いています。

 安田