昨日(11月29日)は、甲骨文を読む会。いつもは「虎の穴」と称して朝から晩までするのですが、昨日は用事と用事の間を縫って無理やり行った講座だったので2時間強の短い講座でした。
昨日、読んだのは「婦好(ふこう)」に関する甲骨文。
「婦好」は人の名前で、女性将軍だったのでは?といわれている人です。
すごい人数を率いて戦いをしているので、どうもかつては女性軍団がいたのでは、と思われるのですが、そうだとしたら婦好を最後に女性軍団は忽然と姿を消します。
そこに何があったのか。これまた面白いところです。
ヒトラーが、突撃隊を一夜にして滅したことなどを思い出します。
◆◆◆◆◆
昨日、読んだのは婦好が司った「冥(娩)」という祭礼の話。
「冥(娩)」は、分娩に関する祭礼のようなのですが、「冥(暗闇)」という名前を持っています。
こいつぁ、すごい。分娩は暗闇なのか・・・。
と思ったら、どうも、子どもが胎内にいるときの状態に行われる祭礼と、体外に出たあとに行われる祭礼があったようで、それらは陰陽の祭礼として行われていたのではないか、と言われているのです。
むろん、まだ「陰陽」という概念は出ていないのですが、日月とか、そういう対比するものとしての陰陽「的」な概念はあったんじゃないか、で、「冥(暗闇)」は、その陰の方の祭礼だった。
陰だから「冥」ね、というのです。
胎内は陰で、体外が陽です。
いま、その漢字をスキャニングできる状態ではないので、これ以上はまた、ということで・・・。
◆◆◆◆◆
それはともかく、戦場と暗闇の胎内を司る女性将軍とは、まさに「夜の女王」。
モーツアルトの魔笛の夜の女王と、ワグナーのワルキューレを合わせたようなすごい女性ですね。
「ワルキューレ」アーサー・ラッカム
ブリュンヒルデですね
※著作権は切れているそうです
著作権、まだ切れていなかったら教えて下さい
昨日、読んだのは「婦好(ふこう)」に関する甲骨文。
「婦好」は人の名前で、女性将軍だったのでは?といわれている人です。
すごい人数を率いて戦いをしているので、どうもかつては女性軍団がいたのでは、と思われるのですが、そうだとしたら婦好を最後に女性軍団は忽然と姿を消します。
そこに何があったのか。これまた面白いところです。
ヒトラーが、突撃隊を一夜にして滅したことなどを思い出します。
◆◆◆◆◆
昨日、読んだのは婦好が司った「冥(娩)」という祭礼の話。
「冥(娩)」は、分娩に関する祭礼のようなのですが、「冥(暗闇)」という名前を持っています。
こいつぁ、すごい。分娩は暗闇なのか・・・。
と思ったら、どうも、子どもが胎内にいるときの状態に行われる祭礼と、体外に出たあとに行われる祭礼があったようで、それらは陰陽の祭礼として行われていたのではないか、と言われているのです。
むろん、まだ「陰陽」という概念は出ていないのですが、日月とか、そういう対比するものとしての陰陽「的」な概念はあったんじゃないか、で、「冥(暗闇)」は、その陰の方の祭礼だった。
陰だから「冥」ね、というのです。
胎内は陰で、体外が陽です。
いま、その漢字をスキャニングできる状態ではないので、これ以上はまた、ということで・・・。
◆◆◆◆◆
それはともかく、戦場と暗闇の胎内を司る女性将軍とは、まさに「夜の女王」。
モーツアルトの魔笛の夜の女王と、ワグナーのワルキューレを合わせたようなすごい女性ですね。
「ワルキューレ」アーサー・ラッカム
ブリュンヒルデですね
※著作権は切れているそうです
著作権、まだ切れていなかったら教えて下さい