またまたかなり長い間、ご無沙汰をしてしまいました。
昨日は寺子屋特別編を能管の槻宅(つきたく)さんと一緒にさせていただきました。
最初は、会場のお寺、東江寺さんの飯田義道師の先導で、みなさんで般若心経を読経し、そのあと浄土宗形式の念仏をしました。
東江寺さんは臨済宗なのですが、飯田師はあまりそういうことは気になさらず(なんといっても最初には神道の二礼二拍一礼をします)、いろいろとされます。
その念仏を受けて、槻宅さんと能『隅田川』の語りをしました。
それから槻宅さんによる能管のお話がありました。
・能管はかなり変わった構造をしているということ
・そしてその構造はわざと音程を外すための構造であること、
・なぜわざわざそんな構造にしたのかというと、それは普段の意識状態をわざと外すためではないか
・・という槻宅さんの見解が話されました。
実はノイズもそうだなどと僕が相槌を打ったり、武満徹の話などもして、夏目漱石の『夢十夜』をやって休憩。
休憩後は能の構造の話や、槻宅さんによるキリスト教のミサと能の関連などの話があり、今回のキーワードとしての「現存」と『論語』の「如(恕)」で締めくくりました。
最後に飯田師のお話と静座を行い、お開きになりました。
春からはじめた寺子屋も八回させていただきました。
みなさま、本当にありがとうございました。
また秋に再開いたしますので、その節はまたどうぞお出ましください。
安田 登
昨日は寺子屋特別編を能管の槻宅(つきたく)さんと一緒にさせていただきました。
最初は、会場のお寺、東江寺さんの飯田義道師の先導で、みなさんで般若心経を読経し、そのあと浄土宗形式の念仏をしました。
東江寺さんは臨済宗なのですが、飯田師はあまりそういうことは気になさらず(なんといっても最初には神道の二礼二拍一礼をします)、いろいろとされます。
その念仏を受けて、槻宅さんと能『隅田川』の語りをしました。
それから槻宅さんによる能管のお話がありました。
・能管はかなり変わった構造をしているということ
・そしてその構造はわざと音程を外すための構造であること、
・なぜわざわざそんな構造にしたのかというと、それは普段の意識状態をわざと外すためではないか
・・という槻宅さんの見解が話されました。
実はノイズもそうだなどと僕が相槌を打ったり、武満徹の話などもして、夏目漱石の『夢十夜』をやって休憩。
休憩後は能の構造の話や、槻宅さんによるキリスト教のミサと能の関連などの話があり、今回のキーワードとしての「現存」と『論語』の「如(恕)」で締めくくりました。
最後に飯田師のお話と静座を行い、お開きになりました。
春からはじめた寺子屋も八回させていただきました。
みなさま、本当にありがとうございました。
また秋に再開いたしますので、その節はまたどうぞお出ましください。
安田 登