2009年04月

『甲骨文』虎の穴:開催決定しました!

ご案内しておりました『甲骨文』虎の穴ですが、最少催行人数1名と書いておりましたが、すでに20名様(おひとりは途中でご退席)のお申し込みがあり、無事に開催が決定しました。

会場は最大30名なので、その人数になったら締め切らせていただきます。25名になった時点でメルマガに登録している方にはメールさせていただきます。

読む甲骨文も決まりました(当日の皆様の状況によって変わりますが・・)。

[午前の部]
・神苑図:いろいろな動物神
 ★「神苑図」は赤塚忠の命名
・人牲と犬牲:人や犬を生贄として捧げる
・月蝕:月蝕は祟りだった
・双頭の龍:双頭の龍が河に水を飲みに来る

[午後の部(1)]
・土方の侵略:異民族が国土に侵入してくる
・悪夢の正夢:悪夢を見たら正夢になってしまった(世界最古の夢日記?)。

[午後の部(2)]
・いろいろな動物:生贄として捧げるための狩とその獲物たち

かなり読みます。さすが虎の穴!

★『甲骨文』虎の穴か『金文』虎の穴を月1回開催する予定です(次回からはNPO法人の会員と非会員の料金が変わります)。次回は6月27日(土)を予定しています。5時に終わったら6時からの朝日カルチャーセンター(新宿)に飛んでいきます。

また、1時間半ほどの『甲骨文』・『金文』を読む会も開催の予定です。こちらは本当に少人数で、2週間かひと月に一度ほど、たらたら続けていければと思っております。

銚子市の小学校での授業

昨日は生まれ故郷の銚子市に行きました。



まずは双葉小学校での授業です。

今回も小学校の授業をはじめ、すべて前のブログで書いた保育所の同級生、吉田さんのアレンジです。

すごく素直な子どもたちでビックリしました。

北は北海道、南は奄美大島。そしてさまざまな国でも授業をしていますが、あんな素直な子どもたちには、はじめて会いました。

むろん、ひとりひとりは素直な子どもたちは、いろいろなところにいます。しかし、クラスという集団になったときに、あれだけ素直というのは本当にはじめてです。

ひと昔前のテレビに出てくるような小学生のようです。

ひと昔前のテレビなので、当時だってそんな小学生は実際にはいなかったと思うのですが、本当にいました!

授業で自信を失くした先生方は、ああいう小学校で授業をして、元気をもらって現場に復帰する!なんていうのはどうでしょうか。



午後は東銚子ロータリークラブにお招きいただき、卓話をしました。

卓話(たくわ)というのはロータリー・クラブの用語です。昼食の後に30分、お話をします。

「物語の醸成:日本人の魂の癒し方」という演題で、話させていただきました。

・・が、途中で時間配分を間違っていることに気づき、最後は慌てて締めくくりました。小学校の時間の感覚がそのまま続いていたようです。

今度、その内容をロータリークラブ用にまとめますので、アップしますね。



それから、それから・・

NPO法人のBe COMの代表の西田さんとお会いしました。

吉田さんから「銚子で一番、元気な女性ですよ」と紹介されました。本当に元気な方でとっても楽しいお話をいろいろ伺ったり、したりしました。

銚子は来月、また行きます。

NPO法人:天籟(てんらい)

2002年にNPO法人『天籟(てんらい)』というのを作りました。

この数年、休眠状態だったのですが、この4月に甦り、5月からは事務所も構えます(広尾です)。

もともとは能や古典芸能の授業をしていくためのNPO法人だったのですが、今回は古典芸能に限らず授業全般や保護者の方のことなども考えていくためのNPO法人として再生しました。ただ、事務関係やら何やらがまだぐちゃぐちゃしているので軌道に乗るのは6月か7月かな。

とは言いつつ、できることはどんどんやっていきます。

で、いま具体的に動き出そうと思っている(少なくとも現時点で参加者が一人はいる)のは以下です。

●寺子屋
 いまやっている寺子屋を「和と輪」から「天籟」に移行していきます。
 経理関係は第一回から「天籟」にしています。
 最初の移行授業が5/6に行う<『甲骨文』虎の穴>です。

●明日の授業

「明日の授業が心配」、「どうやったらもっといい授業ができるのか」と思っている先生方のための会です。

事務所に集まってワイワイと話し合ったり、違う教科の授業をしてみたり、あるいは高校の先生が小学生に授業をしてみたり、親に授業をしてみたり、アドリブ授業をしてみたり・・と、いろいろします。

ただし、偉そうに他の先生に授業の仕方を教えようという人はご遠慮を。同様に「コツ」だけを教えてほしいという方もちょっと無理かな。一緒に考えて、一緒に修行していこうという人のための会です。

この「明日」は、「明日にはもっとすごい授業になるぞ!」という意味も含まれています。

授業をもっとよくしたいと思っている先生からのご連絡をお待ちしています。

●世界で一番したい!授業

「本当はこんな授業がしたいんや〜!」という野望を胸に秘めている先生に、本当にしたい授業をしてもらいます。

あるいは一線で活躍している人たちに、子どもたちに伝えたいことを語ってもらいます。

●保護者の会、先生の会、保護者と先生の会

同じ地域、同じ悩み、同じ立場・・ではない人たちが集まって、ただワイワイとお話をしたり、お茶を飲んだり、場合によってはお酒を飲んだりする会です。何も解決しないし、何も生み出さない。なのになんで集まってるの?っていう会です。

ただ文句を言いたいだけとか、悪酔いする人はご遠慮ください。

●ボディワーク

先生方や、あるいは保護者の方のためのいろいろなボディワーク講座をします。

以上、ゆるゆるとやっていきます。こんなのに参加してみたいというご希望がありましたら、どうぞお知らせください。

『甲骨文』虎の穴:第一回開催のお知らせ

寺子屋の少人数バージョンとして下記の通り<『甲骨文』虎の穴>を開催します。

中学時代に『楔形文字入門』という本を読んで、楔形文字のアルファベットが書けるようになりました。でも、それ以上進もうとするとシュメール語とかアッシリア語を学ばなければならなければならないと知って愕然としました。

が、高校時代に出会った甲骨文は、それを現代の漢字に直すことができれば高校生にも(小学生にも!)読めてしまいます。

しかも書いてある内容はかなり面白い!

これが読めないというのはもったいない。

かつ『論語』を読むために必要な金文の元にもなっています(『金文』虎の穴もいつか開催します)。

・・というわけで甲骨文を読もうという寺子屋少人数バージョンを開催することにしました。

今回は「虎の穴」ということで、朝から夕方まで、みっちりとただただ甲骨文を読んでいくぞ!という講座です。全くの初心者でも大丈夫です。急な話で、しかも連休中なので、なかなかお時間が取れないと思いますが、途中ちょっと参加でも大丈夫ですので、どうぞおいでください。

【甲骨文・虎の穴】

5月6日(水:休日)
10:00〜17:00(途中休憩あり)

会費:3,000円(今回は特別価格です)

会場:未定(参加希望者には直接連絡。後日ホームページで公開)
★途中入場、途中退場可能です(ただし会費は変わりません)。

最少催行人数:1人(安田と一対一になります!怖いかも・・・)

参加ご希望の方はメールでお知らせください。開催が決まれば当日参加も可です。
info@watowa.net

内容:
今回は最初の回なので、つべこべ言わずに、まずはたくさん読んでしまいましょう。カリカリとトレースしながら読みます。今回は彫る作業はしません。

[午前の部]
10:00〜11:45:短い甲骨文を何編か読みます(漢字入門の話もします)

[午後の部(1)]
13:00〜14:45:完全な構造の文を二編ほど読みます(甲骨文の構造の話もします)

[午後の部(2)]
15:00〜17:00:短い甲骨文をたくさん読みます

【読む甲骨文の例】
★画像をクリックすると大きくなります

<五千人を率いての征討>
kou01c

<双頭の龍、現れる!>
kou02c

<完全な構造の甲骨文の例>
kou03c

★甲骨文には「これが正解!」という読みが確立していないものも少なくありません。講座では「この人はこう言っている。あの人はこう言ってる」ということも紹介していきます。最終的には自分で判断します(かなり読んでからね)。

第三回寺子屋終了とお知らせ2つ

●今日の寺子屋

今日、4月24日(金)、第三回の寺子屋が無事に終了しました。

今回はご欠席の連絡が多かったのですが、臨川夢くらぶの子どもたちも大勢参加してくれて結局、50名弱の皆様にご出席いただきました。ありがとうございます。

今日は今までの復習・・のつもりでしたが、いろいろ新しいこともやってしまいました。

子どもは古代文字(甲骨文字)をすごく覚えていてびっくりです。読めるだけでなく、書けてしまうんです。やはり子ども用の甲骨文読本でも作ろうかな。

今日の子どもクラスは、コンテンポラリー・ダンサーの山口夏絵さんとお友達たちが来てくれてダンス「寿限無」をしました。これは臨川小学校の演劇フェスティバル用に、ダンサーの楠美ナオさんが作ってくれたものです。

とっても楽しいダンスです。

あ、今日、大人の方たちにも見てもらえばよかった!

●次回の寺子屋

5月の寺子屋は以下の日程です。

5月14日(木)、28日(木)
19:00〜21:00

近くになりましたらまたインフォメーションします。どうぞよろしくお願いいたします。

●『甲骨文』虎の穴

これまた急だし、連休中なのでほとんどご参加は無理かも知れませんが、『甲骨文』を朝から夕方までカリカリ書き写しながらひたすら、読解もしていくという<『甲骨文』虎の穴>を開催します。

5月6日(水:休日)10:00〜17:00
    途中、休憩あります。
参加費:3,000円(資料代含む、お弁当含まず)
途中参加、途中退出も可ですが参加費は変わりません。
最少催行人数:1人(って怖〜い)

これは大人(あるいは大人的な態度で参加できる方)限定です。

夏休みに子ども向けの<『甲骨文』猫の穴>をします。こちらはニャーニャー騒ぎながら甲骨文を読みます。大人は逃げずに虎の穴の方に参加をするように!

虎の穴の詳細は後で書きます。
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