2009年03月

万歩計

先日の寺子屋の話もニューロクリアティブ研究会の話も書かずにすごしているうちに、昨日は朝日カルチャーセンターがありました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。また、朝日カルチャーセンターや寺子屋などでお目にかかれることを楽しみにしております。

さて、話は変わり・・。

携帯を変えました。ずっとMOVAだったのですが、先日、山梨の山奥に行ったらFOMAは使えるのにMOVAが使えないという状況に出くわしてショック!今まではこの逆が多かったのに。

そうしたら娘にMOVAは数年内にサービスが停止するよ、といわれ(そんなことも知らないと驚かれました)、やっとのことでFOMAに変更したのです。

どうせ電話とメールとNAVITIMEくらいしか使わないので、何でもいいや、ということでちょうとMOVA→FOAMAの乗り換えキャンペーンをやっていた機種を買ったのですが、これに万歩計がついていました。

原稿もメールも、そしてこんなブログもうちに書くことはできずカフェのはしごをします。で、昨日は朝カルが午後1時半からあったので、朝7時半から最初のカフェに入って、それから次のカフェに移動して、そして朝カルに・・というコースを辿りました。

これが何もない日ならば、もう一軒か二軒のはしごをします。

ですから昨日は、いつもよりは歩くのは少なかった。

それでも9,312歩、時間では1時間15分、距離にして6,514m歩いていました。7時間の朝カルの間もほとんど座らず歩きづくめだったのですが、そのときは携帯をはずしていたので、たぶんこの倍くらいは歩いています。

約2万歩です。

となると4軒はしごする日は3、4万歩、歩いているんじゃないかな(一番遠いカフェに行くには往復1時間歩きます)。

アメリカで心理療法の仕事をしている知人は、朝うちを車で出て、クリニックのすぐ前に車をつけ、そのまま座ってカウンセリングをして、車でうちに帰って・・と、ほとんど歩かないと言っていました。

電車を使う日本人は、かなり歩いているんですね。

ニューロクリアティブ研究会

先日、ニューロ・クリアティブ研究会のフォーラムが開かれ、僕は語りと座談会に出ました。

語りはいつもの槻宅聡さん(能管)、水野ゆふさん(舞台俳優)に加えて大倉正之助さん(大鼓)、長谷川晴彦さん(シテ)も加わり、さらには照明までも全体に暗めに抑え、いつもとはちょっと違った雰囲気です。

語ったのは『夢十夜』の第一夜と第三夜。

その後で座談会がありましたが、これが面白くも、欲求不満です。舞台に上がったメンバーを見ると、予定時間の3〜4倍は欲しかったと思いました。

脳科学者の入来篤史先生のお話は先日行われた打ち合わせでも、とても面白く、当日、どのようなお話が飛び出してくるか楽しみにしていたのですが、その後、講演があるということで入来先生は座談会ではほとんど話をさせていただけませんでした。いろいろな方が出された疑問に入来先生がどう答えるのかが興味津々だったので、とても残念(入来先生のその後の講演もすばらしかった!)。

黛まどかさんの出されたお話もすごく膨らみのある話で、それに対して話したいことがたくさんありましたが、これまた時間の都合でダメ。

終わってから主催者の方と出演者の懇親会がありましたが、みんなそこで大盛り上がりです。お客さんには申し訳ないのですが・・。

懇親会には今回、受賞された方も出席されていたので、やはりさまざまなお話を伺い、いやはや本当に刺激的な一日でした。

真剣に脳科学を学びたいと思いました。

懇親会が終わったあと、黛まどかさんとロルファーの中村直美さんと三人で食事をしましたが、そこでも話が盛り上がり、気がついたらすごい時間になっていました。

・・って、なんだかわけわからない話で申し訳ございません。

今回のフォーラムがきっかけになってさまざまな考えたことがあり、それが連載している「心の生まれた日」とも繋がってきているので、まとまったら書いていきますね。それまでお待ちください。

第一回寺子屋

寺子屋の第一回目が3月23日(月)19時より渋谷区広尾の東江寺さんで開かれました。

第一回目なのに(というか「だからこそ」というべきか)、57名の方にご参加いただきました。

たくさんのご参加、ありがとうございました。ちなみに中学生以下の子どもは19名です。

昨日のテキストはここからダウンロードができます

これだけではよくわかりませんが・・。

さて、当日の流れを書いて行こうと思っていますが、前にもお知らせした明日のニューロ・クリアティブ・フォーラムの準備もありますので今日は簡単に・・。

●静座

東江寺のご住職である飯田義道師のお話のあと、十分間の静座が行われました。

そうそう、義道師のご子息お二人も法衣を着て参加されていて、静座の最初に、ご子息を警索(あのビシッて打たれるやつ)で打ち、その受け方なども教えていただいたのですが、今回は警索を希望された方はいませんでしたね。実は最初だということで7分に短縮して下さったそうで、この分の3分はいつか取り戻されるそうです。

手の組み方や呼吸、丹田などもお教えいただきました。

●読経

静座のあと、義道師の先導で、みなで般若心経を読経しました。義道師のご子息が木魚を叩かれていました。経巻が渡されていますので般若心経をご存知ない方でも大丈夫。

●声出しの練習

いよいよ謡と素読ですが、その前に声出しの練習ということで、僕がよく本に書いている「新聞紙破り」を(今回は)新聞紙なしで行いました。これでかなり声が出るようになったところで・・

●小謡『高砂』

結婚式などでよく謡われる(謡われた?)『高砂』の最初の部分を謡いました。「高砂や、この浦舟に帆をあげて。この浦舟に帆をあげて」の部分だけです。本を見ずに、覚えてしまうことが大事です。そして、むろん大きな声を出すこと。

続きは次回に・・。

●素読『論語』

今回の素読は『論語』の最初の一文。それを音読と訓読で読みました。これも大きな声で。しかも本を見ずに、そして覚える。

●小歌『論語』

本来、『論語』の素読は節がついていたようなのです。が、それがよくわからないので中世に流行った小歌節で、これまた皆さんと謡ってみました。みなさんもちょっと踊りながら・・。

指導は狂言師(和泉流)の奥津健太郎さんにお願いしました。

『論語』では音楽と舞は、かなり特別な描写がされています。それは「禮(礼)」の構成要素だからです。おいおい簡単な舞の型も入れていきます。そこら辺の意味については、またあとでゆっくり書きます。

●今日の古代文字

孔子が活躍していた時代の文字は今の文字とは違います。寺子屋の中では古代文字を読んだり、書いたりするためのお話もします。いつか甲骨文とか金文とかも読めるようになるといいなと思っています。

いま参加している小学生とか中学生が、高校生くらいになって金文とか甲骨文を気軽に読んでいる姿っていいなあ。

今回は「手」に関わる古代文字です。

●今日の漢字

なぜ「手」かというと、それは「學」という漢字と深く関わりがあるからです。ここら辺については前に書きました。

●大人クラス、子どもクラス

これ以降は大人クラス、子どもクラスに分かれて行いましたが、これに関してはまた後で・・。

座禅ではなく静座

昨日、今日ととても暖かです。

朝、原稿を書くためにカフェに行くのですが、今日はスタバ。

スタバに向かう途中に登校中の小学生にたくさん会って、「今日はこれも入れて3枚だよ!」と薄着を自慢する子や、「ブーン!」と飛んできて、ちょっとぶって走って行く子とか、朝からハイ・テンションの始まりでした。

スタバに着いたら東江寺さん(今度、寺子屋を開催するお寺)の飯田和尚がいらっしゃって、小学校でしている「夢くらぶ」のことなど、いろいろお話をしました。

で、まず昨日のブログの訂正から、

寺子屋の流れの中で「座禅」と書きましたが、正確には「坐禅」がいいそうです。で、さらに今回は結跏趺坐ではなく正座でしましょう、という話になったので、「静座」がいいということで、昨日のブログも「静座」に直しておきました。

そのほか、またいろいろ楽しい企画が出たのですが、それはちゃんと決定したら書きますね。

来週から寺子屋が始まります

寺子屋の構成

●日本の知識人

昨日は舞台のあと、多田富雄先生のお宅にお邪魔しました。

いろいろなお話の中で「今度、寺子屋をします」と申し上げたら、「僕も行きたい」とおっしゃって下さいました。多田先生は免疫学の世界的な権威ですが、漢文にも能にも造詣が深いのです。

孔子は「君子は器ならず」と言いました。今風な言い方をすれば「スペシャリストではなく、ジェネラリストになれ」ということですが(って、本当はそんな軽い意味ではありませんが)、多田先生のように理系で世界的な権威でありながら、しかも文系のことにも造詣が深いという方は近頃とんと少なくなりました。

いや、ほとんどゼロになりつつあるかも知れません。漢文や古典は日本の文化の基盤です。その基盤の上に西洋的なものを築き上げるからこそ意味があると思うのですが、とても残念です。

日本で最初のノーベル賞受賞者である物理学の湯川秀樹氏は漢文に非常に造詣が深く、中間子の理論は『荘子』から想を得たとも言われています。戦後に活躍した日本の甲骨学の権威の多くは湯川秀樹氏のご兄弟の貝塚茂樹先生に習っていますし、やはりご兄弟の小川環樹先生も中国文学の権威です。

ことさら日本文化といわなくても日本文化が遍在していた環境もなくなり、そして思想としての個人の文化基盤もなくなる。日本から本当の意味での知識人がいなくなりつつありますね。

みなさん、漢文、古文を読みましょう。

●寺子屋の流れ

さて、来週から寺子屋が始まります。現時点で参加を希望されている方は、大人と子どもを合わせて40人くらいになりました。そろそろいっぱいです。

第一回寺子屋の全体の流れが見えてきましたのでお知らせします。

「寺子屋」というくらいですからお寺でします。

東京の広尾にある臨済宗のお寺、「東江寺(とうこうじ)」さんです。臨済宗のお寺です。禅宗のお寺でするんだから、やっぱり坐禅と読経はしたいと思い、ご住職である飯田義道師にご相談申し上げたところ、それも実現することになりました。

今回は結跏趺坐ではなく正座で座ろうと思っていますので、ご住職から「では、静座ですね」と言われました。

ブログでも連載している鳩翁先生も、「儒」・「仏」・「道」のすべてを取り入れることが大事だと仰ってます。儒教の方でも「静座」という座る習慣があり、これが、これまた連載している「心の生まれた日」とも深い関連があります。これに関しては寺子屋でお話しますし、また第一回目の寺子屋が終わったらブログにも書きます。

そんなわけで全体の流れとして考えているのは次のような感じです。

<前半>
・静座 約10分
・読経 「般若心経」「延命十句観音経」
・小謡(能や狂言の謡の一節を大きな声で謡います)
・素読 『論語』より
・『論語』の話
・漢字の話
・静座 約10分

<後半>
ここで「大人クラス」と「子どもクラス」に分かれます。ただし、子どもも大人クラスに入っていいし、逆も可。

[子どもクラス]からだクラス
「学(學)」とは、からだを使った学びをいいます。子どもクラスはからだをいっぱい使おうということで、からだを使うさまざまなこと、特に古典芸能やダンスをします。今回は狂言の発声や舞の基本です。

[大人クラス]
連載している「心の生まれた日」など、『論語』などに関して、さまざまな話をします。

★これですると当初の1時間半では終わりそうにないので、2時間になってしまうかも知れません。
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